現在、さくらインターネットのレンタルサーバーでの稼働を想定したPHPによる会員システムを構築しています。いままでは自家製のフレームワークを使っていましたが、セキュリティの懸念や汎用性に考慮して今回はPHPで最も利用されているLaravelを使うことにしました。また、CSSフレームワークには、Next.jsで利用しているTailwind CSSを使うことにしました。開発当初はCDNで読み込んでいましたが、本格的に利用するためにインストールすることにしました。
npm 経由で tailwindcss
とそのピア依存関係をインストールし、init コマンドを実行して tailwind.config.js
と の両方を生成します。 . postcss.config.js
npm install -D tailwindcss postcss autoprefixer
npx tailwindcss init -p
すべてのテンプレート ファイルへのパスを**tailwind.config.js
** ファイルに追加します。
/** @type {import('tailwindcss').Config} */
module.exports = {
content: [
"./resources/**/*.blade.php",
"./resources/**/*.js",
"./resources/**/*.vue",
],
theme: {
extend: {},
},
plugins: [],
}
Tailwind の各レイヤーの**@tailwind
** ディレクティブを ファイルに追加します。 ./resources/css/app.css
@tailwind base;
@tailwind components;
@tailwind utilities;
npm run dev
を使用してビルド プロセスを実行します。さくらインターネットの環境では、優先度を下げて実行することで、ビルドを行うことができました。
/usr/bin/nice -n 20 npm run dev
<aside> 💡 csh系は組み込みコマンドでniceがあるので注意
</aside>
優先順位を下げない場合は、以下のようにkillされてしまいます。
$ npm run build
> build
> vite build
Killed
公式サイト通りに実行してもapp.blade.phpにコンパイルしたはずのCSSが読み込まれませんでした。そこで以下のようにしています。